「アメリカに行くんだけど、日本のコストコカードってそのまま使えるの?」
駐在や留学で渡米すると、日用品や食材をまとめ買いできるコストコは心強い味方。
でも、わざわざアメリカ会員に入るべきか、日本のカードでどこまで通用するのか…気になりますよね。
実際に日本のコストコカードを持ってアメリカの店舗に行き、
- 入店
- 買い物(セルフレジ/有人レジ)
- ガソリンスタンド
- 返品やオンライン注文
といった場面でどこまで使えるのかを試してみました。
まずは、年会費を日本とアメリカで比較してみましょう!
国・会員種別 | 年会費 | 備考 |
---|---|---|
アメリカ Standard会員 | 60ドル | 約9,300円(1ドル=155円換算) |
アメリカ Executive会員 | 120ドル | 約18,600円(1ドル=155円換算) |
日本 ゴールドスター会員 | 5,280円(税込) | |
日本 エグゼクティブ会員 | 10,560円(税込) |
円換算すると日本の方がかなり安めです。
そのため、「3年程度のアメリカ駐在期間なら、日本のコストコカードで通せるならそのままでいいかな…?」と考える方も多いのではないでしょうか?
1. 入店時
結論から言うと、日本のコストコ会員カードでアメリカの店舗に入店可能です。
入店ゲートでスタッフにカードを見せればOK。特別な手続きも必要ありません。
2. レジでの支払い
アメリカのコストコでは、セルフレジ・有人レジともに日本の会員カードで利用可能です。
- セルフレジ:日本のカードをレジにスキャンするだけでOK。
- 有人レジ:たまに「International?(インターナショナル?)」と聞かれることがあります。その場合、会員カードのバーコードを2回読み取ることがありますが、特に問題はありません。

アメリカのCostcoクレカ支払いはVISAカードです!
3. 返品(Return)
日本のコストコ会員カードではアメリカ店舗で返品できません。
購入履歴がその国のシステムに登録されていないため、返金処理ができない仕組みです。
4. ガソリンスタンド(Costco Gas Station)
アメリカのコストコガソリンスタンドは、給油機で会員カードをスキャンしないと給油が始まりません。
日本のコストコカードはそのままでは反応しません。
解決方法は、ガソリンスタンドにいるコストコスタッフに「International Card」と伝えること。
スタッフが給油機を操作してくれ、無事にガソリンを入れられるようになります。

コストコのガソリンが、安くてお得だよ。
5. ネット注文(Costco.com)
日本のコストコ会員カードではアメリカのCostco.comにログインできません。
オンライン注文をする場合は、アメリカの会員登録が必要です。
6. コストコトラベルなどの会員サービス
コストコトラベルやアメリカ国内限定のサービスは、日本の会員カードでは利用不可です。
旅行予約や一部のサービスは、アメリカの会員番号が必要になります。
まとめ表
サービス | 日本のコストコカードで利用可能か | 備考 |
---|---|---|
入店 | 〇 | 特に問題なし |
セルフレジ | 〇 | 日本カードでスキャン可能 |
有人レジ | 〇 | 「International?」と聞かれる場合あり |
返品 | × | 返品は不可 |
ガソリンスタンド | △ | スタッフに「International Card」と伝える必要あり |
ネット注文 | × | 米国会員登録が必要 |
コストコトラベル等 | × | 米国会員番号が必須 |
まとめ
日本のコストコカードはアメリカでも入店や買い物は可能ですが、返品・ネット注文・会員サービスは不可という制限があります。
特にガソリンスタンドはスタッフ対応が必須なので、事前に覚えておくとスムーズです。
短期・中期の駐在であれば、日本のカードで十分な場面も多いですが、頻繁に返品やオンライン注文をする方は、アメリカ会員登録を検討しても良いでしょう。

日本のコストコはマスターカード支払いだけど、アメリカのコストコはビザカードしか使えないから注意してね~!現金は使えるよ~
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